1. >
  2. >
  3. 心理カウンセラー

心理カウンセラー

心理カウンセラー資格とは

私たち現代人は、毎日何かとストレスの多い生活をしています。
そんな中で、なにか人のためになる仕事をしたいと考えている主婦の方におすすめなのが心理カウンセラーの仕事です。
心理カウンセラーというのは、悩みを抱えている相談者にカウンセリングを行い、どうやったら問題を解決できるか、方法を導いていくのが仕事です。

なお、「心理カウンセラー」というのは国家資格ではありません。
国家資格で心理カウンセラーの仕事に役立つのは「公認心理師」で、これ以外に民間の「臨床心理士」や「認定心理士」、「認定メンタル心理カウンセラー」などといった資格があります。
いずれにせよ、心理カウンセラーになるための勉強をすることによって、自分にネガティブになりすぎる人や人間関係がうまくいかない人は悩みを解消することができるかもしれません。

心理カウンセラー資格試験の難易度

心理カウンセラー関連の資格の中でも、最も難易度の高いのはやはり公認心理師の資格試験です。
厚生労働省の発表によれば、試験の合格率は平成30年が79.6%と比較的高めだったのに対し、令和元年は46.4%、令和2年は53.4%と難易度が高くなっていることがわかります。
公認心理師の試験を受けるためには、まず最初に大学で必要な科目を修めて卒業し、かつ大学院で必要な科目を修了する必要があります。
あるいは、大学で必要な科目を修めて卒業し、かつ「特定の施設」で2年以上心理職の業務に従事する経験が必要とされます。

受験希望者は例年1月に開始される「受験の手引」の請求受付で請求を行い、手引きに沿って申し込みを行います。
申込期間は3月上旬から4月上旬、試験日は4月中旬となっています。
試験時間は240分、出題数は150~200問程度、合格基準は総得点の60%程度以上で、合格発表が行われるのは毎年8月上旬です。

これに対し、民間の資格は公認心理師の試験よりも難易度が低くなっていますので、まずはこちらの資格取得から挑戦してみるのがおすすめです。
例えば認定心理士は公益社団法人日本心理学会が認定を行っている民間資格で、試験を受ける必要がありません。
大卒であれば約2年で資格を取得でき、かかる費用は約26万円程度(高卒の場合は約100万円)です。

心理カウンセラーの仕事が人気の理由

心理カウンセラーの仕事はパートの求人も多く、フルタイムで働くのが難しい女性にもぴったりです。
体力的にもハードな仕事ではありませんし、メールや電話によるカウンセリングであれば在宅でも行うことができます。
自分のライフスタイルに合わせて仕事ができる、自由度の高さが心理カウンセラーの人気の理由です。