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食育実践プランナー

食育実践プランナー資格とは

結婚や子育てでブランクの期間が多いけれども、知識をブラッシュアップして人の役に立つ仕事をしてみたい、という主婦の方におすすめなのが食育実践プランナーです。
食育実践プランナーというのは、食の正しい知識を身につけてより健やかな暮らしをするための資格で、一般社団法人日本味育(みいく)協会が認定を行っています。

食に関する幅広い知識が必要だという点では、食生活アドバイザーと食育実践プランナーには多くの共通点があります。
とはいえ、食生活アドバイザーのほうは主に企業で実践されるのに対して、食育実践プランナーのほうは家庭での実践がメインとなります。
調理の実践力が問われるのも食育実践プランナーの大きな特徴で、食事・配膳のマナーや食べやすくするための調理の工夫なども重視されます。

食育実践プランナー資格試験の難易度

食育実践プランナーには「味育マスター」と「味育プロフェッショナル」の2つのレベルがあり、味育マスターのほうは「味覚の役割」や「おいしさ」について正しい知識を取得することを主眼としています。
味育マスターは一般社団法人日本味育協会が認定する講座を修了することによって得られる資格ですので、特に資格試験を受ける必要はありません。
マスターコースはユーキャンの通信講座を受講することによって修了できるほか、日本味育協会が開催しているマスターコースを受講することもできます。
オンライン(ZOOM)講義と東京会場・大阪会場のセミナー受講の2日間で構成されており、受講料は44,000円です。

これに対して、プロフェッショナルコースのほうは「おいしさ学」講師として活躍できるだけではなく、味の専門家として仕事に活かせる点が人気です。
味育プロフェッショナルの資格を取得するためには、指定講座を受講し、認定試験に合格しなければなりません。
受験できるのはマスターコースを修了した人に限られています。

日本味育協会の開催する講座は3日間で、費用は98,000円+テキスト代2,500円、そして3日目にテストが行われます。
正答率70%以上で合格ラインとなりますが、合格率は公表されていません。

食育実践プランナーの仕事が人気の理由

食育実践プランナーの資格は家庭でも役に立つ要素が多いので、取得しておけば家族の健康維持にも役立ちます。
学校や病院、介護施設など、食が大切な役割を果たす機関での求人には非常に役に立つ資格ですので、早めに取得しておくのがおすすめです。

ユーキャンの通信講座を受けて6回の添削試験で合格基準点をクリアすれば、自宅にいながらにしてマスターの資格が得られます。
受講料は3万9000円となっています。