1. >
  2. >
  3. 食生活アドバイザー

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーの資格

子供も大きくなって手がかからなくなったし、そろそろ仕事を再開したい、と考えている主婦におすすめなのが「食生活アドバイザー」の仕事です。
家事などをこなさなければならないためフルタイムの仕事はなかなか難しいとしても、何かひとつ資格を取得しておけば、パートで働くにしても有利な条件の仕事を見つけることができます。
食生活アドバイザーの資格というのは、国家資格ではなく一般社団法人FLA(Food&Lifestyle Adviser)ネットワーク協会が主催する民間資格です。
資格試験を受けるために必要な条件などは一切ありませんので、誰でも試験を受けることができます。

食生活アドバイザーは、食を通じてより健康的に充実した生活を送るために、消費者にアドバイスをする食生活全般のスペシャリストのことです。
食の安全への関心が高まっている昨今、需要の高い資格と言えるでしょう。
食に関わっている多数の企業でも食生活アドバイザーの資格取得が推奨されており、資格手当や昇進昇給につながることも珍しくありません。

食生活アドバイザー資格取得の難易度

食生活アドバイザーの資格は3級と2級に分かれていて、全問題の合計点数の60%以上を得点すれば合格基準を満たしているとみなされます。
3級の合格率は65%、2級の合格率は約40%ですので、特別な受験資格がないとはいえ、十分に勉強して資格試験に臨む必要があります。
資格試験は毎年6月と11月の年2回開催されていて、3級と2級を合わせてダブル受験することも可能です。

出題科目は3級・2級ともに「栄養と健康」「食文化と食習慣」「食品学」「衛生管理」「食マーケット」「社会生活」の6科目です。
3級試験は全50問で5肢択一のマークシート方式、2級は全55問で6肢択一マークシート方式42問の他、記述式の問題も13問用意されています。
受験料は3級が5,500円、2級が9,000円で、3級と2級を併願した場合には13,500円となります。

受験申し込みは、一般社団法人FLAネットワーク協会のホームページからオンラインで申し込むか、郵便局・ゆうちょ銀行から行います。
郵便局・ゆうちょ銀行から申し込む場合には、あらかじめホームページから願書をダウンロードしておかなければなりません。
なお、オンライン申し込みの際にはクレジットカードが必要です。

食生活アドバイザーが人気の理由

食生活アドバイザーの仕事が人気の理由として、活躍の場が広いことが挙げられます。
飲食店や食品メーカーはもちろんのこと、学校、病院、あるいは介護の現場などでも食生活アドバイザーの知識は大変役に立ちます。
学校や病院などの仕事場であれば家の近くで探すこともできますので、通勤に時間をかけることなく効率よくパートができて便利です。