本屋・書店

本屋はどんな仕事をする?

本屋の仕事内容は、そこが新書を主に取り扱う書店なのか、それとも古本を主に取り扱う書店なのかによって異なります。
新書系の書店では、仕事内容は主にレジ業務とフロア業務があります。
どちらかに特化した働き方をする店舗が多く、レジ業務はずっと会計やシュリンクかけなどの業務を行います。
一方のフロア業務は、商品の品出しや返品業務や、搬入された新書の日ほど来やPOP作成などを行います。

古本屋の場合には、定期的に新書が搬入されてくることはありませんが、その代わりに古本を持ち込んで買い取りを行う業務があります。
持ち込まれた書籍の査定に関してはパートではなく店主などの専門家が行うため、パートに任せられる仕事内容は主にレジやフロアなどの接客業務となります。
ネットでの販売に力を入れている店舗や海外への販売に積極的に取り組んでいる店舗なら、ネットオークションへの出品や発送業務などを任せてもらえることもあります。

本屋が人気の理由は?

本屋が人気の理由は、時給が比較的良いという点があります。
主婦に人気のスーパーやコンビニエンスストアで働く時給と比べると、時給は比較的高めの設定となっています。
同じ勤務時間でも、より多く稼げるという点が人気の理由と言えるでしょう。

勤務時間が比較的規則正しいという点もまた、人気の理由です。
週末の勤務はあっても、早朝や深夜まで営業している書店はそれほど多くありません。
規則正しい生活をしたい人にとっては、比較的働きやすい職場となりそうです。

新書系の本屋なら、社員割引価格で本を購入できる点も人気の理由です。
本や雑誌を購入することが多い人なら、本屋デパートをすることによって書籍代の節約につながるでしょう。

どんな人が本屋のパートに向いている?

本屋でのパートは、本が大好きな人におすすめです。
お客様から本についての質問をされることもあるため、本についてのある程度の知識を持っていると働く場面ではプラスとなるでしょう。
普段から読書が大好きな人や、新書や話題の書籍に関して常に情報のアンテナを張り巡らしておきたい人にとっては、本屋でのパートは大きなやりがいや充実感を感じられるのではないでしょうか。

体力に自信がある人にも、本屋のパートは向いています。
商品の品出しや荷ほどきの作業では、商品の重量がある程度となるため、膝や腰に負担がかかることがあるかもしれません。
そうした作業が苦にならない人なら、本屋でのパートは体力的にはそれほどつらくないお仕事と言えます。

一般にはそれほど流通されていない古本が好きな人にとっては、古本屋でのお仕事はワクワクを感じられることでしょう。
働きながらそうした本と触れ合えることは、本屋で働く魅力の一つと言えます。